いちばん大事なこと ―養老教授の環境論 (集英社新書) mobiダウンロード

いちばん大事なこと ―養老教授の環境論 (集英社新書)

によって 養老 孟司


4.1 5つ星のうち(24人の読者)

いちばん大事なこと ―養老教授の環境論 (集英社新書) mobiダウンロード - 内容紹介 環境問題こそ最大の政治問題。環境問題のむずかしさは、まず何が問題なのか、きちんと説明するのがむずかしいことにある。しかし、その重大性は、戦争、経済などとも比較にならない。百年後まで人類がまともに生き延びられるかどうかは、この問題への取り組みにかかっているとさえいえる。だからこそ、環境問題は最大の政治問題なのである。そもそも「人間社会」対「自然環境」という図式が、問題を見えにくくしてきたし、人間がなんとか自然をコントロールしようとして失敗をくりかえしてきたのが、環境問題の歴史だともいえる。本書は、環境省「二一世紀『環の国』づくり会議」の委員を務め、大の虫好きでもある著者による初めての本格的な環境論であり、自然という複雑なシステムとの上手な付き合い方を縦横に論じていく。[著者情報]養老 孟司(ようろう たけし)一九三七年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。九五年東京大学医学部教授を退官。北里大学教授。東京大学名誉教授。専門は解剖学。二〇〇一年環境省「二一世紀『環の国』づくり会議」委員に。著書に『唯脳論』(青土社)、『形を読む』(培風館)、『バカの壁』(新潮新書)、『養老孟司の〈逆さメガネ〉』(PHP新書)、『からだの見方』(筑摩書房)、『身体の文学史』(新潮社)など社会時評から科学論、文学論まで多数。 内容(「BOOK」データベースより) 環境問題のむずかしさは、まず何が問題なのか、きちんと説明するのがむずかしいことにある。しかし、その重大性は、戦争、経済などとも比較にならない。百年後まで人類がまともに生き延びられるかどうかは、この問題への取り組みにかかっているとさえいえる。だからこそ、環境問題は最大の政治問題なのである。そもそも「人間社会」対「自然環境」という図式が、問題を見えにくくしてきたし、人間がなんとか自然をコントロールしようとして失敗をくりかえしてきたのが、環境問題の歴史だともいえる。本書は、環境省「二一世紀『環の国』づくり会議」の委員を務め、大の虫好きでもある著者による初めての本格的な環境論であり、自然という複雑なシステムとの上手な付き合い方を縦横に論じていく。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 養老/孟司 1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業、同大学院博士課程修了。95年東京大学医学部教授を退官。北里大学教授。東京大学名誉教授。専門は解剖学。2001年環境省「二一世紀『環の国』づくり会議」委員に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

いちばん大事なこと ―養老教授の環境論 (集英社新書)の詳細

本のタイトル : いちばん大事なこと ―養老教授の環境論 (集英社新書)
作者 : 養老 孟司
ISBN-10 : 4087202194
発売日 : 2003/11/14
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 23.72 (現在のサーバー速度は18.59 Mbpsです
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読了:2017年99冊(8月6冊)★3.2『いちばん大事なこと―養老教授の環境論 (集英社新書)』2003/11/14、養老 孟司 (著)養老孟司による環境論。養老氏のぼやき(?)を後述書き起こしで、加筆したもの。全然専門的な半紙ではないのでサクッと読める。心に留まったのは、“生物多様性”の部分。トキが絶滅したって何になる?しかし、時計は分解できても元通りにはできない。それと同じく自然は一旦破壊してしまうと元に戻すことはほぼ不可能だ。トキの場合は他の生態系への影響がない(あるかも?)だけで、それが他の生物すべてに当てはまるとも限らない。蟻の一穴で自然はどうなるか誰も予想できない。私がいま住んでいる場所には自然が少ない。最近、京都の貴船に行ってきた。電車は二両編成で、途中から線路は一方通行である。自然に溢れかえっていて、非常に気持ちがよかった。電車から自然が見えるだけでも心が落ち着くものだ。そんな自然も都心部では住む近くには全くなくなってきた。これからの子供は養老氏とは違い、虫取りを知らないかも?

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