SFロボット学入門 (ハヤカワ文庫 JA 129)電子ブックのダウンロード
SFロボット学入門 (ハヤカワ文庫 JA 129)
によって 石原 藤夫
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SFロボット学入門 (ハヤカワ文庫 JA 129)の詳細
本のタイトル : SFロボット学入門 (ハヤカワ文庫 JA 129)
作者 : 石原 藤夫
ISBN-10 : 4150301298
発売日 : 1981/02
カテゴリ : 本
ファイル名 : sfロボット学入門-ハヤカワ文庫-ja-129.pdf
ファイルサイズ : 29.88 (現在のサーバー速度は23.18 Mbpsです
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1971年頃に書かれ1981年に文庫化した作品。36年前の「ロボット観」がどのようなものだったか、再確認したかった文庫化された1981年はLSIを使ったマイクロコンピュータが、そろそろ姿を現し始め、早稲田大学で二足歩行ロボットの基礎研究がなされていた時代。人工知能研究も盛んで、実現の難しさは見えてきていたけれど、まさか第五世代コンピュータの研究プロジェクトがウヤムヤの内に終了し、 2000年を過ぎても少しでも「物を考えている」ように見えるコンピュータが出来ていないとは思わなかっただろうし、「二足歩行ロボット」が玩具として急速な進歩を遂げる一方で何も実用的な用途が無いとは思わなかっただろう。この本を読むと、改めてそんな1970〜80年代の雰囲気を感じる。「ロボットを作るには巨大システムの困難さが壁になる」という趣旨の論が、アポロ計画を例に挙げて語られるが、現実の21世紀は、「社会システム」が巨大さに耐えかねて腐敗・崩壊の一途を辿っているように見える。社会のあらゆる場所に広義の「ロボット」が普及して、省力化・迅速化が進行しているのに、「資本家と役人はもっと金を儲けること」に邁進し、不正・腐敗が進化する一方で、一般庶民は搾取される、初期ロボットSFに描かれた世界がなんとなく現実化。みたいな。
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